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始皇帝陵シナリオ#2-霊物

始皇帝陵長編第2章です。だんだん一昔前の少年漫画みたいな展開になってきています。
ダンジョンのボス白麗とダンジョン5階を守る四大守護獣の話です。


数百年間世界で戦が絶えず、多くの人々が死んだ。いつからか人間界に妖怪が出没し、彼らは人々の脅威となった。
方々で現れた妖怪は人間に害を与え、生の基盤を奪い、文化を破壊した。白麗と小小が封印されていた天鳳塔も妖怪たちによって崩れ落ちた。
塔が崩れると封印が解けた白麗達もまた人間界に戻り、封印のために衰弱はしたものの、千年以上の修練による白麗の気迫は周りの妖怪を震え上がらせた。
白麗の強い気迫に誘き寄せられ、彼女の元へ集まってきた多くの妖怪は、彼女に自分らの主人となって人間を滅亡させ、妖怪の世を作ることを望んで彼女を担いだ。
しかし千年の修練を壊して落ちた愛を裏切られた傷のために人間とはこれ以上関わりたくなかった彼女は、彼らの願いを無視して小小のみを連れ、紛争の無い場所へと足を運んだ。
人間を避けて道を歩んだ白麗は、とある森で倒れている老人を見つける。白衣を着た老人は強い毒に犯されたように全身が真っ青であり、服までもが毒によって変色していた。
老人を犯していた毒は人間が作った毒の中でもっとも酷いという万年火毒というもので、一度その毒を食らうとどのような生き物も生き返ることができず、解毒剤もないことで知られている恐ろしいものであった。
裏切られていてもまだ人間に対する情が残っていた彼女は、意識を失いただ呼吸だけをしていた老人を生かすため、自分の指をかんで白蛇の力が入っている血を老人の口に落とした。
白麗の血が老人の体に入ると老人を苦しめている毒を浄化し始めた。しかし万年火毒は彼女の血よりも強く、血はたちまち力を失って普通の血に戻ってしまう。何とか白麗が力を尽くしたおかげで老人は微かに意識を取り戻し、目を開いた老人は最後の力を尽くし、懐から宝貝を一つ取り出し、この宝貝を持って濃嶺山脈に行き、自分の弟子にこの宝貝を渡すよう頼んで死んでしまう。

人間のことには干渉したくなかった彼女だが、老人のあまりにも哀れな死に様を見、その最後の頼みを聞いた以上見てみぬ振りができなかったので宝貝を渡す決心をして立ち上がろうとした。
どこからか彼女を狙って鋭い気迫が飛び込み、奇襲に気づいた白麗と小小は身を守ってその場を避けた。一回の攻撃が始まった後、彼女が我に返る暇を与えずに二度三度の攻撃が来たが、千年の修練をした彼女らには全く脅威ではなかった。
攻撃を全て避けた白麗は、敵の位置を把握するために全身を使って大声を出した。すると周囲の全ての動物は気を失い、木はゆれ、彼女らを攻撃した存在も白麗の突然の獅子吼に打撃を受けて気配を現した。
彼らは人間の姿をした四頭の霊物であった。
彼らから青龍、玄武、朱雀、白虎の気迫を感じた白麗は、彼らが平凡な存在ではないことを知り、彼らとの争いが起これば大事が起こると思い、対話をしようと思った。
しかし彼らは白麗の平和的な態度にもかかわらず攻撃を仕掛けてきたので、彼女らは仕方なく身を守るために争うことにする。
数は四対二で白麗と小小が不利に見えたが、彼女らは千年間修練していたこともあり、一般的な霊物とは力の深みが違うので数の差は無意味なものであった。
六匹の霊物の戦いはひどいものになる。彼らの攻撃の一度一度に地は窪み、大木は折れ、湖水は蒸発した。
半日ほどで四匹のうち気力の弱い玄武と朱雀が倒れ、他の二匹も彼女らに捕まってしまう。
彼らを殺す気のない白麗は攻撃の際に情を入れていたので、四匹の霊物はすぐに我に返ったが、師匠の命を守れなかったには自決するしかないなどとわけの分からないことを言ってひとしきり騒いでいた。その間に、白麗は彼らを何もできないようにさせた後、ゆっくりと自分のことを話した。
自分と小小が封印されていたが、少し前に釈放されたこと。半日ほど前に死んでいく老人にあって宝貝を受けたこと。それを濃嶺山脈にあるという弟子に渡しに行く途中だったということ。彼女の話を聞くと彼らの強烈だった目つきは落ち着いていった。
これ以上騒ぎ立てないようなので白麗は彼らを解き、どうして襲撃したのかを訪ねた。すると彼らの中で最年長である青龍の泰浩が事の顛末を話してくれた。
元々その死んだ老人は濃嶺山脈を守る山の神で、自分はその弟子であり守護者である存在であるということを明らかにした彼は、師匠である山の神が時々人間に化けて世間を遊覧を度々するのだが、今回の遊覧がいつもよりも長いことに心配になり、師匠を探していたところ、師匠の倒れている姿と近くにいた彼女らの姿を見て師匠の敵と勘違いして攻撃したのだと説明した。
誤解の解けた彼らは仲直りをし、弟子達は師匠の死体を抱いて涙を流した。
白麗は彼らの姿を哀れには思ったが、自分にはかまわないことであり、これ以上彼らと絡みたくなかったので山の神が渡した宝貝を彼らに託した後また旅に出ようとした。
すると四匹の霊物は彼女の前を阻み、濃嶺山脈に戻ったところで過去にした多くの罪のためにそこの動物達に認められないので、行き場所を失った自分達をお供にしてくれと涙を流して頼んだ。
先ほどの戦いで彼らは白麗の実力を見たので、強い彼女の実力ならば自分達をより一層強くしてくれると思ったのだ。
白麗はしばらく悩んだ。小小以外のほかの存在を連れて行くのは面倒で不便だったが、先ほどの戦闘で封印の影響なのか自分の力が衰えていることを感じたので、力になる存在が必要だと思っていたところだったのだ。彼らの実力ならば護衛の役目には不足ならず、修練をさせればもっと強くなる資質を見たので、彼女は悩んだ結果自分についてくることを承諾した。しかし自分の視野に入らないように密かについてきて、厄介ごとは自分の目に入る前に処理するという条件をつけた。そして四匹の霊物に守護獣という名を与えた。
白麗の承諾に四匹の霊物は喜び、彼らは6人に増えて道を出発した。

旅に出た後小小が守護獣達に訪ねた。何故山の神の弟子であり守護者である者が濃嶺山に戻っても歓迎できないのかと。すると騒ぎが好きな玄武の典郁が姿を現し、小小と白麗のそばについて自分達の過去を話した。
自分達は幼い頃から濃嶺山脈に住んでいた困り者の動物であったが、ある日山の神の家に密かに立ち入って遊んでいると、山の神の大切にしていた貴重な甕を割ってしまった。
山の神の罰を恐れた彼らは山の神を避けて逃亡中に行ってはいけない人間の村まで入り込み、人間達に捕まってしまう。しかし幸いにも彼らが困っているときに、人間に化けて彼らを助けに来た山の神によってなんとか命拾いをする。
山に戻るときに彼らは山の神に許しを請い、彼の命令ならば何でもすることを誓い、山の神はそんな彼らを自分の弟子にして武術と人格修養をまなばせた。
しかし、天性が困り者である彼らは師匠の教えにもかかわらず、師匠が旅に出たときには森を歩き回って問題を起こし、武術の実力がたかくなるほどそれはひどくなり、森にすむ動物達の中で彼らを憎まないものはいないほどになった。
それからしばらくして彼らは平凡な動物の段階を超えて霊物になり、これ以上問題を起こすことはなくなったが、過去にやった過ちの多さに森の動物の憎しみはなくならなかった。
そんなときにこの事態が起こり、彼らは森に帰れなくなったのだと言った。師匠は神秘的な力を持つ宝貝を狙って攻撃した人間によって死んだようだと話し、玄武の典郁は涙を流した。
白麗は千年以上生きてきた霊物らしく、山の神の宝貝がどんなものかを知っていた。その宝貝を使えば封印によって奪われた自分の力を取り戻すことができると思った白麗は、守護獣に近くに静かに修練ができる場所が無いかを訊いた。すると冒険好きな白虎の趙護が来て、少し前濃嶺山脈北部に巨大な墓所を見つけたので、そこならば誰の邪魔も受けずに静かに修練ができると彼女らを案内した。
そこはまだ誰にも発見されていない、史上初めて中国を統一し、自ら皇帝と名乗った始皇帝の墓である秦始皇帝陵であった。白麗は人間の文化に対しては興味が無かったので、彼らは白虎の趙護の案内にしたがって始皇帝陵へと入っていった。


続く
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