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小アジア#1-地域背景ストーリー

虎女、イシュタルと並んで新たにシルクロードのアイドルとなるアイビー嬢及びその周辺地域小アジアのお話です。
ivy
てっきり海賊の親分だと思ってたんですが、そうでもなかったみたいですね。

アジア大陸の北西の端に位置している小アジアは、ヨーロッパへ行くシルクロード最後の地域として東西文明の融合を図った人々の交易路が大きく栄え、初期キリスト教の形成にも重要な役割を担った地域である。
この地域は東方と西方を連結する民族移動の通路であると同時に植民活動の舞台であり、昔から様々な文明が華やかになったところである。
過去にキリスト教が栄える前、宗教弾圧を受けていた当時、ヨーロッパでの弾圧を避けてキリスト教徒たちは小アジアに渡って生活をし、当時教徒が集まって住んだ場所が小アジアの一部を占めているカッパドキア地域である。
現在はキリスト教がヨーロッパに広く伝わっていて当時の人々は皆自分たちの故郷に戻っているが、まだカッパドキアへ行けば彼らの痕跡を見ることが出来る。
また、小アジアは紀元前からローマ帝国の同盟国であったが、自分たちの力を失ってローマ帝国の植民地になってしまった場所である。従ってローマ帝国はその栄光を忘れてしまった小アジアを大きく警戒しなくなり、小アジア地域の国々も植民地としての役目を怠らなかった。

いつの頃からか植民地から東ローマ帝国へ送っていた品物が盗難にあうようになり、小アジアを通る商人が正体不明の何者かから被害を受ける事件が度々起こるようになった。
東ローマ帝国は事件の真相を調べるために兵士を派遣し、調査の結果反乱軍の動きを感知することになる。
最初はただ食べ物のために小さなキャラバンの貿易品を襲っていた彼らは、ますます人が集まり少しずつ規模がおおきくなり、東ローマ帝国へと送る品物にまで手を出すようになったのである。
しかし、戦争とは縁のない生活をしていた彼らは帝国の恐ろしさが知らず、小さな戦闘で勝利を収めると士気の上がった彼らは帝国と接触する事件を起こしたのだった。
しかし東ローマ帝国はバルバロイ族の侵入と急に現れて人々を攻撃してきたギリシャ神話の化け物たちのために小さな反乱軍に気を使う兵力が足らず、まだ被害が大きくなかったので彼らの行動を見守ることに決めた。
東ローマ帝国の行動を見守っていた反乱軍は直接的な被害を受けてもじっとしている帝国の姿を見てからますます奮い立ち、反乱軍の長デルカイは自分たちの行動に正当性を持つことに至った。
彼らはローマ帝国に支配されている小アジアを植民地から解放させ、小アジアを一つに統一してヨーロッパまでをも占領するという大きな野心を持ち、その名分で人々を先導した。
名分の生じた反乱軍は急激にその勢力を拡大させ、カッパドキアを中心にその活動範囲をますます広げていった。
彼らの動きを見守っていたコンスタンティノープルの将軍ラチェルはこれ以上反乱軍の勢力拡張を見ていられないと判断し、皇帝に小アジア反乱軍制圧をする許可を要請した。
都市防御と反乱軍鎮圧の重さを受け止めた皇帝はキリスト教の聖地と同じカッパドキア地域を本拠地にして動く反乱軍の行動を不満に思った教会の圧力を受け、正規軍一個部隊と傭兵部隊一隊を派遣することにする。

東ローマ帝国で小アジアに対する軍隊の派遣に悩んだ時、小アジアの反乱軍の長であるデルカイは一人で自分の部隊を振り返った時に偶然洞窟一つを見つける。ほとんど全ての洞窟が過去のキリスト教徒たちの宿場で使われていたカッパドキアにおいて、人の手がついていない洞窟を見つけたことが珍しいことであった。
デルカイは洞窟探検というものに小さな興奮を感じ、洞窟の中に足を踏み入れた。暗い洞窟の中をしばらく歩いていくと間もなく洞窟の終点につく。
そこには自然が作った祭壇の模様の大きな石が置かれており、その上には古かったが美しいネックレスが一つ置かれていた。落とし穴がないか注意深く祭壇の周りを見回したデルカイは頭の中で音を聞く。
その音は強いながらもやんわりとデルカイを誘惑し、デルカイは誘惑に誘われて自分の意思とは無関係にネックレスを取り上げて自分の首に取り付けた。その後デルカイは意識を失い、目覚めたときには自分の宿所にいた。
悪夢でも見たんだろうと思ったデルカイは自分の首を触れ、それが悪夢ではなかったことを知り、あわててネックレスをはずそうとしたが、ネックレスはデルカイの首についたままびくともしなかった。
その夜デルカイは自分の父に出会う。
家族との時間より冒険に出ている時間の多かった父はずいぶん前に化け物によって殺された。尊敬して愛していたが理解することが出来なかった父の姿を見てデルカイは涙を流し、父が言うことに怒りを覚えた。
あなたの愛が必要な時には目もくれなかったのに何故今になって私に何の力を与えるのだといった。そしてその対価に私の魂を自分によこせといった。
あっけなかった。あっけなさすぎて大きく笑った。そしてわれに返った。
それは父ではなかった。父の姿を真似たほかの存在であった。その存在を無視しなければなかった。しかしその父の姿を目の前から消してしまうことは出来なかった。
そのようにデルカイは毎晩父に会った。

一方将軍ラチェルの指揮の下静かにコンスタンティノープルを出発した東ローマ帝国の軍隊は小アジアの港に下りるとすぐに反乱軍の本拠に向けて進撃した。
一歩遅れて帝国軍隊の派遣の知らせを聞いたデルカイは帝国軍隊との戦闘を準備したがもう手遅れであった。
長年戦争を経験していた東ローマ帝国の兵士らは戦闘なら目を閉じていても出来るぐらい慣れていた。そのような者を相手に反乱軍は大人の前の子供に過ぎない存在であった。
何の犠牲も受けずに反乱軍の本拠地まで破竹の勢いで進撃した帝国軍はあっという間に本拠地まで占領してしまい、反乱軍の短い歴史はむなしく終わってしまう。
一週間もせずに反乱軍の掃討は仕上げになった。残ったことは残党処理だけであった。
長い間コンスタンティノープルを留守にするわけにはいかなかった帝国の正規軍はラチェル将軍とともに都市に帰り、傭兵部隊だけが残って残党処理をすることにした。
残党だとは言うが親分さえ倒せば終わることであった。傭兵部隊員たちは二人一組で動いてカッパドキア地域を捜索した。
傭兵部隊の兵士であるアイビーも親分を探すために相棒の鷹ドレークと一緒に創作をしていた。巨大な鷹と女傭兵一見奇妙な組み合わせであったが、彼らには妙に良く似合っていた。
洞窟を捜索していたアイビーはほとんど手付かずのような洞窟を見つけた。そして暗くて長い通路を通って洞窟の終わりで反乱軍長デルカイと出会う。
デルカイはほとんど眠れなくてやつれて青白くなっていた。自分の高望みのために殺された幾多の人々にすまない気持ちのためにそのままアイビーの手にかかって死にたかったデルカイであったが、ネックレスの力に導かれ、自分の意思とは反して強く抵抗した。
しかしアイビーとドレークは強かった。あっという間にデルカイを制圧したアイビーは彼を生け捕りに使用とした。武器を奪って急所を殴りデルカイを無力化した後縄で縛ろうとした瞬間デルカイは人間では考えられない動きでアイビーを襲った。しかしドレークの動きはもっと早く、結局ドレークの足の爪によって死を迎える。
アイビーは彼の死骸を探して戦利品を集めた後洞窟の外に出た。このようにして反乱軍鎮圧は完全に終了する。
反乱軍の後を整理した傭兵部隊はコンスタンティノープルに帰るためにトロイ海岸にあるドロア船場に行った。船場に夜遅く到着した傭兵部隊は次に出る朝の便を利用することにし、船場近くで一晩野営をすることにした。
久しぶりに平和な夜を過ごすことになった傭兵部隊は酒を飲んで歌を歌い楽しく休息をとった。
アイビーも仲間たちと酒を飲み、ドレークに肉を与え楽しい時を過ごした。
酒に酔って寝ていたアイビーが誰かの声を聞いたのは夜中であった。皆が眠った時間に彼女は自分を呼ぶ声に目を覚ました。
声のもとを探しにテントの外に出たアイビーは息が止まりそうになった。そこには自分がかつて愛していた男が立っていた。
その存在はネックレスの中に閉じ込められていた堕天使セニエルが彼女の記憶から探したピヨルの幻影であった。アイビーが最後に愛した男でありドレークの元の主人であったピヨルの幻影であった。
セニエルはアイビーに、デルカイのときと同じように魂をよこせと要求をした。愛する人の姿の前でデルカイとは違いアイビーはセニエルの要求に素直に応じた。
こうして彼女の魂をセニエルは持った。取引の対価でセニエルはアイビーに悪魔の力と軍隊を与えた。
セニエルのことをピヨルだと固く信じているアイビーは彼の言うとおり何でもした。
彼女のはじめの仕事は悪魔の軍隊を利用して傭兵部隊を全滅させることであった。酒に酔って警戒していなかった彼らを、長年仲間だった彼らをアイビーは全滅させてしまった。
そして東ローマ帝国の植民地の都市を順次占領して言った。セニエルはそんなに強い力を持った堕天使ではなかったので、悪魔の軍隊も彼らの数の倍に当たる正規軍が存在したら十分受け止めることが出来たかもしれなかった。しかし植民地ではまともな軍隊すら持つことが出来ず、悪魔の軍隊にはお手上げであった。
悪魔の軍隊が小アジア内陸を占領するまでにそんなに時間はかからなかった。彼らは疲れを知らなかったし、食料も不要だったので絶えずに移動と戦闘を繰り返した。しかし彼らは水が苦手であった。セニエルが水を嫌う存在だったのでセニエルが召喚した彼らも水の近くに行こうとはしなかった。
そしてビザンティン帝国の攻撃に備えて小アジアの西の海岸を守るためにセニエルがとった方法は、周辺海賊を仲間にすることであった。
セニエルの力を受けたアイビーは以前よりも強くなり、ドレークと一緒に攻撃する彼女にかなりの海賊たちは軽く屈服さられた。こうしてアイビーは順次海賊を屈服させ、反抗する者等は殺し、従う者等を自分の部下に入れた。
悪魔の軍隊と海賊たちによって巨大な勢力が揃うとアイビーは自分に要塞がほしくなった。小アジア南海岸で要塞にふさわしい地形を見つけ、そこに要塞を作った。
要塞まで作ったアイビーはもう正々堂々とした小アジアの主人であった。そして自分の軍隊にイビルオーダーと名づけた。
あまりに早いアイビーの小アジア占領に東ローマ帝国の首脳が判断を暮らす前にほとんどの地域が占領され、彼らが正規軍を派遣した時にはもうイビルオーダーの勢力はコンスタンティノープルの兵士全てが相手をしても勝てないかもしれないほどの規模になっていた。
アイビーを打ち破るために帝国から派遣された正規軍はイビルオーダー要塞までたどり着く前に敗退した。
東ローマ帝国は現在の状況では軍隊の力だけではイビルオーダーに勝つことが出来ないことを悟った。
そしてアイビーと港だけは利用できるようにするという契約を結んだ。小アジアを通らなければアジアとイスラムでシルクロードを通る品物を取引することが出来ないからだ。
無論商人たちの安全に責任を負えないという制約があったが、港だけでも使えなければならなかったので東ローマ帝国としては仕方のない選択であった。
もはや小アジアは無法の地と化し、商人たち、いや誰もが安全の保障を受けることが出来ない場所になってしまった。

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