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東欧シナリオ#5-女性キャラクター(前篇の後編)

13人中3人目~4人目。
天子の落とし子と商人の話。
商人の話は、実際にSROで商人をやっていてよくある話だと思います。盗賊の自分にはあまり縁がありませんが・・・。

ヘレン

helen.jpg
職業:召喚士
年齢:16
過去、ルシファーによる天界の反乱の起きる前、天界にはお互い愛し合う二人の天使がいた。
創造の天使サマエルと月の天使エリミエルのことであり、天界にいる天使たちの愛の中で彼らの愛は特に美しく輝かしかった。
このように彼らが愛をささやいていた時代に神の右腕であった大天使ルシファーがかもの権力の座を貪る五万の罪を犯し、自分の味方に付く天使を引き連れて神に対抗する事件が起こった。
普段ルシファーと親しい関係だったサマエルはルシファーに同調し、神に対抗する戦に加わったが、エリミエルは神の能力は絶対で、その神の座には神だけが座ることができると信じていたので神の軍に加わった。
二人の天使は愛する間柄であったが、お互いの理念の違いにより違う軍に立って天界の戦争に参加したのだ。しかし戦争は長く続かず、ルシファーが大天使ウリエルに屈服した後ルシファーの軍に加わった多くの天使は全て地獄に落ちることになってしまった。
サマエルもまたその中の一人になり、エリミエルとサマエルは永遠に会うことができなくなってしまう。
しかし、彼らが別れるとき、エリミエルはサマエルの子供を身ごもっていたが、サマエルはそのことを聞くことも無いまま地獄に行き、エリミエルもまた神に反旗を掲げた天使の子供を身ごもった事実が知られると子供も地獄に落ちてしまうことを危惧し、子供のことを徹底的に秘密にした。
恐怖と緊張の時間が過ぎ、子供が生まれた。しかし子供を天界で育てることはできなかった。いつか見つかることを恐れたからである。結局エリミエルは子供を人間界で育てるしかないと判断し、地上に降り立つ。
このことを予想して天界から良い孤児院を探していたエリミエルは、自分が天界から見やすい位置にある孤児院の前に子供を置き、涙を呑んで天界に戻っていく。
このようにしてヘレンは生まれた。

ヘレンは親の記憶が無かった。彼女が自分の出生を聞くと、彼女を初めて見つけた人は孤児院の院長であり、彼女は美しい中国産の絹にくるまれて明るく笑っていたという。
ヘレンはとても明るい善良な少女に育った。誰にも親切であり、人によくつき、駄々をこねることも無かった。
生まれてすぐ捨てられたようだと院長から話を聞いたが、ヘレンは両親に何かの事情があって自分を捨てたのだと固く信じていた。そしていつでもどこでも父と母が自分を守っている気がしてむやみに行動することができなかった。
このようにしてヘレンは正しく育ち、16歳になった。
それまで両親を探したいというヘレンを幼くて危ないからという理由で院長は止めていたが、孤児院の規則で16歳になると自分の意思で孤児院を出ることができたので、院長はヘレンを見送ることしかできなかった。そして16歳の女の子が旅をしてもそんなに遠くまで行くことができないと思っていた。
しかし、ヘレンは院長が思うように近くの都市を旅するという考えは持っていなかった。彼女は大陸を縦断してコンスタンティノープルまで行こうとする、16歳の少女とは思えない遥かに遠いたびに出ることを計画していたのだ。
へレンがコンスタンティノープルへ行こうとする理由は、その場所がシルクロードという世界中を通る巨大な貿易路の西の起点にあったからだ。そこには多くの人々が歩き回ることを聞いていたので、そういう場所ならば自分の両親に対する手がかりを捜すのが易しいと思ったからだ。そして、彼女が赤子の時に彼女をくるんでいた風呂敷が中国産の絹であるということも大きい手がかりであったので、中国に行くならばコンスタンティーノープルを通るのが当たり前のことであった。
いよいよヘレンは孤児院を去ることになり、多くの孤児院の人々が見送りにきてくれた。ヘレンは長い間なじんだ場所から去ることが辛かったが、歯を食いしばり心を引き締めながら南に向かった。
このとき、ヘレンは旅行に関する本をたくさん読み、準備も万全にした。しかし、ヘレンの最大の武器は明るい微笑である。長い旅の間その微笑のおかげで数多くの助けをかりることができ、初めての旅を無事に終えてコンスタンティノープルに到着する。
そうして両親を探す旅行が始まった。

テオドラ

teodora.jpg
職業:商人
年齢:32
テオドラはイスパニアの商人の家で生まれた。
イスパニアで大きなキャラバンを運営しているテオドラの家は裕福であり、幼いころから何不自由なく育った。
その上彼女は商人で成功した血を受け継いだのか商売に対して卓越のセンスを持っていて周囲の子供たちを相手に商売をし、幼い年齢の割には大きな利益を得ることもたびたびあった。
歳月が経ちテオドラが20歳も半ばを越えたころ父は世を去った。若かったころ苦労した父は年を取ると急激に衰え、中年になって急死したのだった。
父の遺言によって家業を受け継いだテオドラは生まれつきの商人の血を活用してキャラバンを立派に導き、父よりもキャラバンの規模を大きくするような優れた能力を見せた。
彼女の若い血気は安定してキャラバンを育てていった父とは違い、もっと広い世界で大きい利益を得ることができる貿易がしたかったので、コンスタンティノープルで親しかったキャラバンの助けを借り、中国まで良く巨大な貿易を計画した。
あまりにも危険な貿易であるのでテオドラを心配する人々が彼女を引きとめたが、商人として最高になりたい夢を持っている彼女の心はもう固まっていた。
当時ヨーロッパで唐の首都までのぼる巨大なキャラバンは兵士を連れて歩くほどであり、夢にも見られないことであったが、それほど危険なことに相応するほど利益は大きいことで知られていた。
なのでテオドラは全ての財産と自分の全てを投資して貿易を準備し、必ず成功するはずであるという自信に満ちていた。
テオドラは慎重に慎重を重ねて貿易を準備した。今まで中規模のキャラバンで失敗した中国までの貿易の貿易に関する資料を集めて失敗原因を分析し、他の巨大なキャラバンたちから貿易に対するノウハウを得るためにあらゆる手段を動員した。
準備は着々と進行し、品物が用意されて日程が決まり、貿易ルートまで几帳面にチェックしたテオドラに残った仕事はキャラバンを保護する傭兵団を募集することだけであった。危険な世の中であったので信頼できて実力のある傭兵が必要だったテオドラは、イスパニア国立ハンター組合にハンター達の支援を要請したが、ちょうど国家の大部分のハンター達がトルク族との戦闘に支援を出していたので結局私設の傭兵を雇うしかなかった。
信頼できる傭兵団を探すとき、父の友人だった人の紹介でブルーミイラズという傭兵団の紹介を受けた。
普段信頼できる方だったのでテオドラはその人の推薦を受け、ブルーミイラズと契約を結び、中国までの貿易に関する全ての準備を終える。
いよいよ運命の日が近づき、商人を含んだ100人を越える巨大なキャラバンがコンスタンティノープルを出発した。
テオドラが計画したとおりキャラバンは大きな問題もなく道を進み、無事サマルカンドに到着した。サマルカンドで数日休息を取った彼らは股道を出発した。
そして中央アジアに着いたときに問題はおきた。テオドラはカラコラムを通ってホタンへ行く計画を持っていたが、ブルーミイラズの傭兵団長はカラコラムよりタクラマカンのほうがずっと早いと主張し、そこから摩擦が生じてしまった。
テオドラはタクラマカンがカラコラムよりずっと危険な地域であることを話したが、傭兵団長は以前もタクラマカンを通ったことがあるから自分を信じろといった。
心配になったが、傭兵団長があまりにも自信満々に話す姿に折れたテオドラは結局タクラマカンの方向へキャラバンを向ける。
傭兵団長はタクラマカンをよく通った人のようで、化け物が現れる場所を全て分かっており、その危険な砂漠をぜんぜん危なくないように過ぎ去っていった。
しかしテオドラと仲間は見過ごしていたことがあった。それはちょうど死の砂漠にあった過去の文明の君主であるロードヤルカンの存在である。
ロードヤルカンの姿は砂漠によく現れるものではなかったので、傭兵団長もタクラマカンを数え切れないほど往来しておりながら一度も会ったことが無かったのである。
しかし、テオドラは神に見放されたようにタクラマカンを通る彼らの前にロードヤルカンが姿を現し、自分の目の前に現れたテオドラのキャラバンに向けて攻撃を始めたのである。
しかし、ブルーミイラズの実力は予想を超えており、ロードヤルカンと対峙するぐらいの能力を見せ、はじめのうちは大きな問題もなく戦闘を続けた。しかしタクラマカンはロードヤルカンのテリトリーであり、周辺には数多くの化け物が存在する場所である。ロードヤルカンと戦闘しながら安全な場所から少しづつ離れていくキャラバンはますます他の化け物がいる場所まで入り込み、ロードヤルカンだけでも手ごわい相手なのにますます増えるほかの化け物たちの相手までしなければならない状態になってしまう。
結局テオドラのキャラバンは化け物たちに包囲され、テオドラの全財産のかかったキャラバンは崩れてしまった。
テオドラは傭兵団長の助けで命を拾うことはできたが、自分の若い血気のために父が成した全てのものをなくしてしまい、多くの人々の命を失ってしまった罪悪感のため、彼女はしばらく家にこもって誰にも顔を見せないように生活をした。
数日後、父の友人だった人がテオドラを訪ねてきた。テオドラの噂を聞いたその人はテオドラを慰めるためにやってきて、誰にも会おうとしなかったテオドラではあったがその人の訪問だけは断らなかった。
父の友人はテオドラに多くの話をした。彼女の父がどのように金をもうけ、どんな暮らしをしてきて彼女をどれだけ愛したのかなど、過去に対する話がほとんどであったが、テオドラはその話を聞きながら少しずつ元気を取り戻し、話が終わるころにはもう一度夢に向かって走ってみたいという希望がうごめいていた。
父の友人が帰ってからテオドラは深く考えた後、また初めからはじめてみることを決心した。父が成したことを自分もできるという自信もあった。
こうしてテオドラは自分の夢に向けてもう一度シルクロードの中に飛び込んだ。
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